1980年に製作された
伝説のカルトTVドラマ『警視-K』が再放送されます。
詳細はこちら→日本映画専門チャンネル 『警視-K(全13話) 放送日程』
なぜ伝説のドラマといわれるのか?
番組が制作された1980年は、
派手なカーチェイス、爆破、銃撃戦がウリの大門刑事率いる『西部警察』が大人気でした。
そんな非現実的な刑事モノに対して
勝新太郎さんは「評価に値しない」と否定、理想を追求したのがこの『警視-K』なのです!
理想を追い続け視聴者に媚びなかった結果、2クール全26話の予定がワンクール13話で終了。
放送当時のクレームナンバー1は、ボソボソと何を言っているのか分からない。
これに対しての勝さんの答えは
刑事がハキハキ話したら周りに聞こえるだろう。
刑事部屋は公開の場なんだから,大声で話すわけがない。普通のトーンで話すのが本来だろう。
勝さん演じるガッツ刑事とその部下達は
組織に馴染めない逸脱者達で暴力あり、裏捜査あり、なんでもあり、
それが当時のお茶の間には受け入れられなかったようです。
さらに凄いのが
勝さんは視聴者の「ながら視聴」が嫌い。
「オレのドラマは最初から正坐して観ろ」ということで
ストーリーの説明をするようなシーンやセリフは用意されず、
また一度言ったセリフは二度繰り返されなかった。
なので
ぼ~っと観ているとアッという間においてきぼり
後から内容をなんとか理解しようにもセリフがよく聞き取れないからどうにもならない。
そこで日テレがとった対応作は放送終了時に電話前にクレーム専用要員を配置する。
やがて、それも追いつかなくなり,最終的には勝プロ社員が対応するようになったそうです。
伝説ありすぎですよね(笑)
あと、セリフは殆ど即興
フィルム撮りでロケーション主体の作品ながら
どんな撮影状況でも音声は同時録音で行われたそうです。
テンポもなく派手なアクションもなく
ただただ淡々と進むストーリは登場人物の人間味を引き立たせます。
そしてエンディングは
捜査を終えたガッツ刑事の帰る家、娘が待つトレーラーハウスで
毎回、刑事としてじゃなく父親としての会話が交わされ
山下達郎さんの『マイ・シュガーベイブ』が流れます。
思い出しただけでグッときました(笑)
来週の土曜日が待ち遠しいです===!!!
記事は
「日曜日にはТVを消せ」No.11
(ホームページ版 第1号)
2000年2月発行
"警視-K特集"を参考にさせていただきました。
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