メキシコの麻薬戦争を題材にしたドキュメンタリー映画、
『カルテル ランド』が5月に日本公開されます。
製作総指揮は『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー監督。
メキシコ・ミチョアカン州。麻薬カルテル"テンプル騎士団" が支配するこの地で
ひとりの町医者が銃を手に立ち上がった、その勇気はムーブメントとなり
各地で人々が武装蜂起しカルテルを追いつめていきます。
自警団のリーダーとして、一躍、正義のヒーローに担ぎ上げられた
町医者"ホセ・レミレス"だったが肥大化した組織は次第にコントロールを失い、
思わぬ方向に暴走していく・・・・・・・・。
『正義が揺らいでも 悪は揺らがない』
この映画のキャッチコピーなんですが、これが全てを物語っていると思う。
ボクがメキシコにハマる理由のひとつに、『あやふやな善悪』があります。
あやふやな善悪が都合の良い解釈で神さまになったのが
ヘスス・マルベルデ。愛と金運の神、または麻薬組織の守り神。
マルベルデに祈れば良い願いも悪い願いもかなう、サンタムエルテ同様、
マルさんもバリオに希望の光を与える存在です。
マルベルデと聞くと顔をしかめる人もいれば、
おお〜 アミーゴ、日本人なのにマルさん知ってるの!って距離が縮まることもあります。
マルさんの聖地があるクリアカンの街は道路も広くて綺麗、
シンボルでもあるロミータ教会は違和感を感じるくらいの素晴らしさです。
麻薬組織と政府の癒着、麻薬組織を英雄視する市民社会、本来、交わってはいけない者同士が己の利益の為に交わり続けるかぎり麻薬戦争に終わりは無いのだと思います。
マルベルデ胸像 上代:¥9504(税込み) 大きさ:H32cm W15cm T13cm 素材:レジン 買付け場所:メキシコシティ |
近々、カルテル ランドの試写会にいってきます。
nifunifa morimoto
営業時間が変更になりました。
月〜日:12:00〜21:00
nifunifa
〒155 0031
東京都 世田谷 区北沢 2-35-14 2F
Tel 03 6407 9920
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